寒い時のお風呂上りの濡れた髪は、早く乾かさないと冷えて風を引きそうですね。でも、急いで乾かすと髪を傷めかねません。そんなお困りの方に改めて朗報を！

濡れた髪をそのまま放置しておくと寒いですし、髪は濡れているとキューティクルが開いた状態なので、髪の毛同士が擦れるだけで傷つきます。ドライヤーを効果的に使って乾かすのですが、ポイントはドライヤーの前に「水分を上手に取る」事が重要です。そこで必要になるのが“タオルドライ”ですが、ここで髪を傷付けてしまうことが多いのです。キューティクルが開いている時に目の粗いタオルでゴシゴシしたら、髪は悲鳴をあげます。まずは、次の基本的な手順を確認して下さい。

・シャンプーの後、手で毛先を優しく絞って水気を切る。

・乾いたタオル（柔らかく吸湿性のある物・・100SHOPにもあります）で、指の腹を小刻みに動かし根元の水分を取っていく。

・髪の毛の中間から毛先は、タオルで優しく握りながらギュっギュっと水分をふき取る。

・まだ不十分でしたら、キッチンペーパー、ティッシュ、ペーパータオル等でしっかりと水分をふき取る。

次にドライヤーを使いますが、頭にタオルを被ってその上からドライヤーを当てて乾かします。この方法によりドライヤーの使用時間が通常の半分程度に抑えられます。その際、暑くなりすぎないように、ドライヤーを小刻みに振りながら乾かすことが肝心です。

乾かす場所ですが、洗面所など湿度の高いところでドライヤーを使っても、乾いた髪にまた水分がつき、それを乾かすために余分な時間を使ってしまいます。髪を乾かすドライヤーは鏡がなくても可能ですので、乾いた温かい部屋で使うとより早くなります。

髪が濡れたままですとダメージの原因になるだけでなく、今の時期は風を引いてしまいかねません。傷めず、手早く髪の毛を乾かしてみてくださいね。

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